注目銘柄 マザーズ 6027 弁護士ドットコム(株)
本日はジーエヌアイ(2160)がストップ高となりました。(^・ェ・^ノノ゙☆パチパチ
実はこのブログを始めてから絶好調です。ブログを始める前はそんなでもなかったので意外な効果を実感しています。記事を毎日書くために毎日銘柄分析を行い、ポートフォリオリバランスをタイムリーに行っているのがうまく噛み合っているように思います。
前置きが長くなりましたが、本命銘柄の発表です。タイトルに書いたとおりですが、弁護士ドットコム(6027)です。昨日分析を行うまえに、実はもうほぼこの会社に絞っていたのですが、他の会社を分析してみて改めてここしかない!との結論に至っています。自分がポジション構築したから煽っているんじゃないかって?その通りです。ですが、今からかっても全く問題ないと思っていますし、利確やリスクオフの流れで下落すれば買い増していくつもりです。理由は↓に書きます。下記の順番で見てみます。
・事業内容
・財務体質
・経常利益の伸び
・PER
・新規参入の困難さや独自性
・事業拡大のストーリー
・チャート
1.事業内容
法律相談ポータルサイトの運営や弁護士支援サービスを行っている会社ですね。元榮社長みずから弁護士であるところが重要なポイントです。
2.財務
自己資本比率83%。健全ですねー。健全すぎると言ってもいいくらいです。もう少しレバレッジをかけて事業を拡大していってもいいのではないでしょうか。逆に言えば、事業をもっともっと拡大する余地があるわけです。今後に期待が持てます。
3.経常利益の伸び
今年3月の決算でみると、経常利益は前期比で39%伸びてます。既に絶好調。
4.PER
本日14%も株価が上昇し、PERは91倍!にまでなってます。高いですね。高すぎます。はやく利益確定の動きが出て下がってきてもらいたいものです。
5.独自性
社長みずからが弁護士ということもあり、法務とITを結合して新ビジネスを創造、推進する意思決定のスピードの点で他を寄せ付けない強みがあると考えられます。今はフィンテックの話題に隠れて注目度は高くないように思えますが、こちらの会社がリードする「リーガルテック」(詳しくは下記)は非常に独自性の高いサービスだと思います。
6.事業拡大のストーリー
「リーガルテック」である電子契約クラウドサイン。これは契約をクラウドで行うものですが、間違いなく急速に世に広まっていくサービスです。
7.チャート
今日は14%も株価が上昇したので明日は利確で少し下がるかもしれません。下がれば買いのタイミングです。
ハッピー投資ライフ!投資は自己責任でお願いします。
(超初心者向け)株で儲けると、その裏で誰かが損するのか。
最近株取引をやっていない人と話をして、株で儲けると、その裏では誰かが損している、貧困を助長しているのではないか、と言われました。その人は、難関大学卒(ただし経済学部卒ではない)ですが、そんな人でさえこのような誤解をしているのです。今日は、その誤解を少しでも解くための記事を書きます。
(本記事は個人の見解によるもので、正確でない可能性がありますことをご了解願います。)
モノの価値は人によって異なる
身近な例で解説してみます。今、あなたは石ころ1つを持っています。取得したコストはゼロ円です。この石ころをAさんが100円で買うといってきました。あなたは喜んで石ころを差し出し、100円を受け取ります。Aさんは100円をあなたに支払い、石ころを受け取りました。あなたはタダで手に入れた石ころを100円と交換できて大喜びです。
あなた「石ころ1個」=>Aさん
あなた<=「100円」Aさん
ところがどうでしょう、あなたが手放した石ころを良くみると実はダイヤの原石だったのです。あなたの取引相手Aさんは、あなたが持っていた石ころがダイヤの原石であることを見抜き、ダイヤの原石を取引所にもっていき1億円と交換しました。
Aさん「石ころ(実はダイヤの原石)1個」=>ダイヤの取引所
Aさん<=「1億円」ダイヤの取引所
最初は100円で取引されたものが今度は1億円で取引されました。どうですか。モノの価値は、人によって異なる(変化する)のが分かります。株も同じです。
株も石ころと同じ
今度は株を例にしてみます。あなたが5千円で買ったX社の株をAさんに1万円で売ったとします。あなたは5千円の利益(税引前)を手にしました。
あなた「X社の株」=>Aさん
あなた<=「1万円」Aさん
今度はAさんがBさんに同じ株を2万円で売りました。Aさんは1万円で買った株を2万円で売ったので、1万円の利益(税引き前)を得ました。
Aさん「X社の株」=>Bさん
Aさん<=「2万円」Bさん
BさんはX社の成長を分析し、適性株価を3万円だと見込んでいました。そのため2万円を払っても利益を得ると考え、X社の株を買ったのです。
Bさんは、X社が倒産するまで株をもちつづけ、当初の見立てどおり2万円以上の配当を得ました。
上の例では誰も損した人はいません。株価が、より適正な価格に近づいていく過程で差益が発生しただけです。株で儲けたからといって誰かが損するわけではないのです。
適性株価が投資家の期待を常に上回れば誰も損しない?
株を持ち続ける人にとって損をするか得をするかは、簡単に言えば、将来もらえる配当の合計額が株の買値を上回るかで決まります(無リスク金利で割引かなきゃダメだろ!とかいうツッコミは無し)。
つまり、株で儲かるというのは、企業が期待を超えて成長するからにほかなりません。投資家がお互いを騙し、騙されあっている訳ではないのです(←本記事で強調したいところ)。投資家の期待(予想)を超えてX社が成長を続け、取引額を上回る適性株価(=配当の合計)を実現し続ければ誰も損する人はいないことになります。
それじゃ、X社の成長が投資家の予想を下回ったらどうなるか?その時は投資家は損を被ることになりますね。
まとめ
株取引で儲かるか損するか、は取引者同士の勝ち負けで決まるのではなく、企業が投資家の予想以上に成長するかどうかに関わっているわけです。
簡単に書いてますが、この二つのキーワード「投資家の予想」と「企業の成長」が非常に大事というわけです。詳しい説明はまた今度。もし、もっと詳しく書いてほしい、とかコメントを頂けたら、たぶん喜んで書きます(^_^)
っしゃー。期待以上に成長しつづけると期待される(!?)企業を発掘するゾー!!!(←自己矛盾を承知の上で書いてます)
ハッピー投資ライフ!投資は自己責任でお願いします。
投資対象銘柄の効率的な抽出方法
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追記(2019.4.7):以下の記事ではブラウザのアドオン機能iMacroの利用例を紹介をしていますが、現時点では正常な動作を確認していません。今では、エクセルマクロを使って銘柄抽出作業を行っています。
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最近、仮想通貨関連が話題です。仮想通貨関連に投資したいと思ったときに、どのように銘柄を抽出すればいいかが問題です。何しろ、日本の上場企業は約3500社もあるので、いちいち会社のHPを調べるわけにはいきません。それに株価にはトレンドがあり、注目される(騰がる)銘柄は日々変わっていきます。そうなると、株価上昇率ランキングに注目すればよいと思い当たります。では、上昇率ランキングの上位が必ずしも投資に値するか(今後も上昇が期待できるか)というと、それはそれで難しい。ま、超短期のトレンドに賭けようというなら良いですけど、中長期(数週間から数年)保有し続け10倍にもなるような銘柄を見つけたいというなら、その根拠となる事業内容を見ていく必要があります。
いま注目されており、且つ、事業内容の良い会社を見つけること、これが必要です。
私は、これを効率的に行うためWEBのアドイン(imacros)を利用しています。これはWEB操作をマクロとして記録して再利用するものです。ITとかマクロとか好きな人向けですね。最初は設定に手間がかかるかもしれませんが、興味のある方は頑張って試してください。説明が分からない場合は、コメントを残して下されば、ご回答いたします。
imacrosはその名前のとおり、WEB操作の手順をマクロとして記録し、それを登録して再利用できる、というものです。例えば、特定のサイトを開いてログインを行い、特定のページを開く、といったことがボタン一つで行えます。
以下では、yahooの株式ランキングコピーしてcsvファイルに保存したものをインプットとして、リストされた銘柄順に、SBI証券のスマホ向けサイトの四季報ページをキーワード検索し、キーワードの出現個数をアウトプットします。したがって、SBI証券のアカウントを持っていること、マクロなどIT知識がそれなりにあることが前提となりますのでご容赦ください。
1.準備
・firefoxをインストール
imacrosはIEやchromeにも対応していますが、ここではfirefoxを前提とします。
・imacrosアドインのインストール
注。firefoxを起動して、以下のリンクを開き、最新版でなく、v8.9.7を選択してください。(←最新版だと以下に示すマクロを実行したときにエラーになり、うまく実行でないようです。)
iMacros for Firefox :: Versions :: Add-ons for Firefox
2.マクロの登録
以下をマクロ名(FindKeyword.iim)として登録してください。登録方法は、前述のリンク記事などを参考にしてください。
このマクロは、キーワードに「仮想通貨」をセットして、SBI証券の携帯サイトを開き、インプットデータ(data_j.csv)にリストアップされた銘柄ごとに順番に四季報のページを開き、キーワードの出現数をカウントして、ファイル(data_j.out.csv)に出力するものです。
登録した画面は以下のようになります。
3.インプットデータの準備
imacrosの「Manage」タブを開いて「Settings」を押すと、Settings画面の上部に「Paths」が表示されますので、Folder DatasourcesとFolder Downloadsのパスを確認してください。
以下をコピーしてファイル名を「data_j.csv」としてFolder Datasourcesに保存してください。このファイルはYahooファイナンスのランキングの表を範囲指定してコピーし、エクセルにペーストする事で簡単に作成できます。
4.imacrosの実行
imacrosの画面で、マクロ(FindKeyword.iim)を選択します。次に、「Play」タブを選択して、Repeat Macroの下にあるMaxのボックスにインプットファイルに記載された株式銘柄数を入力します(ここでは、とりあえず9を入力)。ボタン「Play(Loop)」を押してください。⇒imacrosが実行されて、結果のアウトプットファイル(data_j.out.csv)がFolder Downloadsに作成されます。
5.アウトプットの確認
Folder Downloadsに作成されたdata_j.out.csvの中身は下図のようになります。「リミックスポイント」のところが5になっていますね。リミックスポイントが仮想通貨関連銘柄である事が一目瞭然です。
いかがでしたか。imacrosを使って、大量の銘柄の分析を行うことが可能になります。ITに興味があって、更に、ホームページからの情報収集などに興味のある方は、EXCEL/VBAを使ってみてはいかがでしょう。以下の本が参考になります。
それでは楽しい投資ライフを!
(投資は自己責任でお願いします)