アマチュアこそGGスイングで飛距離を伸ばそう!
1.GGスイングとは?
全国のアマチュアゴルファー同志の皆さま今晩は。いきなりですが、GGスイングをご存じでしょうか?
GGスイングのGGとは、George Gankas(ジョージガンカス=人名)の頭文字をとったものです。この方はゴルフのティーチングプロで、個人レッスンの様子を撮影した動画をyoutubeに頻繁に上げておられます(チャンネル名:GG Swing Tips Golf)。
私は、youtubeのゴルフレッスン動画を参考にしてスイング改善に日々取り組んでいるのですが、ジョージ先生の動画をみて感銘をうけ、自分なりに特訓を積み重ねたところ、これまでドライバー飛距離は220yくらいが限度だったところがなんと280yにまで伸びました。しかも、単に飛ぶだけでなく曲がらない。これには自分でも驚きました。
お断りしておきますが、私は50代の立派な(?)おっさんです。若いころのように筋力も柔軟性もありません。でも280y(平地でラン込みですが・・・)が出せたのです。
それならば、自分にもできそう、動画を見て参考にしたいと思った方のためにリンクを張っておきます。
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https://www.youtube.com/channel/UCNk5S5zjcX9iyOmbK2AzdVA/featured
が、当たり前ですが、言語が英語なのです。しかも、アップされている動画が多すぎて、どれをみれば良いのか分かりずらい。そこでGGスイングがなぜ飛ぶか、GGスイングを身に付けるための練習法を整理して書いてみます。
2.GGスイングが飛ぶ理由
ポイント1.シャロースイングであること
GGスイングの肝となる特徴の一つがシャロースイングです。
シャロースイング?聞いたことありませんか。これはテイクバックしてからダウンスイングのところで、クラブを寝かせるということです。
シャローにすると何故飛距離が伸びるかというと、ボディターンの動きとクラブヘッドの動きが同調しやすくなり、ボディターンの速度に腕振りの速度が加わって、ヘッドスピードが上がるためです。
・シャロースイングを理解する動画:
"GG's Shallow Golf Swing Tips For DEEP SHOTS"
https://www.youtube.com/watch?v=pDl6YFxhFfk
・腕ふりとボディターンの同調を理解する動画:
"5 Tips to get Mega Speed"
https://www.youtube.com/watch?v=_dz1seKqAJs
ポイント2.地面を蹴ってボディターンを加速する
下記のリンクの動画の5分34秒のジョージ先生の姿勢をよく確認してください。この姿勢が驚愕飛距離を生み出すもとになります。
・"Golf Tips: HOW TO PUSH OFF THE RIGHT SIDE"
https://www.youtube.com/watch?v=YFg6d6_6O4Q
5分34秒のジョージ先生の姿勢の特徴は以下のとおりです。
①右ひざを折る(アドレスの時の向きと同じ。決して内側には向けない)
と同時に左ひざをボールを飛ばす目標方向(前方)向け、重心を低くする。
②クラブシャフトと両肩のラインは地面と水平。
③クラブフェイスは地面にほぼ垂直
④グリップ位置を体からできるだけ離す。
ここで、誤解していただきたくない点は、①が単なるスクワット動作ではない点でです。確かにスクワットではあるのですが、違いは、必ず左ひざを目標方向に意識して向けていくことです。これが次の動作に入る前に非常に重要なポイントです。
5分34秒のジョージ先生の姿勢になったら、次に、右足を蹴り伸ばすことで、勝手に体は目標方向を向き、5分38秒の状態(直立した状態)になります。この動作(右足を蹴る動作)に入る前に、左ひざがアドレスの時と同じ方向を向いていると右足を蹴り伸ばしても、腰が左にスライドするだけで、ボディターンが加速しません。これではヘッドスピードが上がらないのです。だから、右足を蹴るまえには必ず、左ひざは目標方向を向いている必要があります。
左ひざが目標を向いた状態で右足を蹴り伸ばしていけば、無理にボディターンさせようとか、腕をふっていこうとか考えずとも、ボディターンの動きと腕の振りの動きが自然に同調してヘッドスピードが上がってしまうのです。今すぐ、ご自身のお部屋で試してみてください。5分34秒のジョージ先生の姿勢を作って右足を蹴り伸ばす、すると腕が目標方向に勝手に放り出されていく感覚が分かると思います。ヘッドスピードを上げようと体を頑張って動かさなくても、「勝手にヘッドスピードが上がってしまう」のが、このGGスイングの凄いところです。もちろん、腕の振りを加えればさらにヘッドスピードは上がります。
なお、トップから5分34秒のジョージ先生の姿勢に至るまでに意識する動作は、腰と方のラインを地面と水平に維持したまま左ひざを目標方向に向ける(下半身をガニマタにする)こと、そして決してやってはいけないのは、クラブを下に引き下ろそうとしないことです。
(更なる進化を目指す方のために:実は、ここから更に飛距離を伸ばせる発展形があります。それは、右足を蹴り伸ばしていき、ボディターンの過程でクラブヘッドはボールにヒットすることになりますが、ボールにヒットする瞬間に、左足を宙に浮かせる技です。こうするとボディターンを減速させる壁になっている左足が取り払われて更にクラブヘッドが加速します。参考になるのは、HIGH SPEC GOLFさんのこちらの動画です。→
「超」がつく飛ばし屋はなぜフィニッシュで体が開くのか
https://www.youtube.com/watch?v=pOZWOLSqlH4&t=35s
見て下さい!平野選手のこのフィニッシュ。ここまでやるともやはGGスイングとは呼べないかもしれませんが、GGスイングを身に付けて、それでも物足りなくなってしまった方には試す価値ありです。)
3.GGスイングを身に付けるための方法
GGスイングは独特なので、作法どおりに体を動かすことが最初は難しく、タイミングが取ずらいです。そういう場合の練習法として、スローモーションでボールを打つことから始めることをお勧めします。まずは、通常の10%(!?)くらいのスピードくらいから始め、20%、30%と徐々にスピードを上げていき、最終的に100%のスピードに持っていくのです。ドライバーで300y飛ばそうとするのであれば、10%のスピードというと30y飛ぶ距離です。最初はボールにうまく当てることすら難しいですが、徐々にできようになります。ジョージ先生が解説するスローモーション動画を載せておきます。
・スローモーションで理解するGGスイング
https://www.youtube.com/watch?v=LiBD2Yb724I
4.まとめ
GGスイングが飛ぶ理由がお分かりいただけましたか?GGスイングの凄いところは、筋力アップしたりしなくても「勝手にヘッドスピードが上がってしまう」ところです!!この記事をよんで参考になった!という方がいたら是非コメントください!