忙しいビジネスマンのための仕事効率化テクニック 第3回「今やるべき事に集中するための技術」

 今回は、仕事を先送りする技術について書きます。

 朝いちばんに、やるべき事を全てTODO管理ファイルに書き込んで、一日の予定を全て書き込んだとしても、一日がその計画どおりに運ぶなんてことはまずありません。例えば、スケジュールに沿って仕事をこなしている最中に上司から、メール等で新しい仕事や雑用を頼まれた時にはどうすれば良いでしょう。「大至急!」などと言われれば、それを最優先でこなすしかありませんが、特に期限や優先順位も明確でない用事をたのまれた場合はどうしますか?上司からのいいつけなので、最優先で実施する?いやいや、それは間違っています。正しいアクションは何か。それは、常に重要性と期限を確認したうえで、いつやるのが最適なのかを一瞬で判断することです。

①重要度と期限を確認して、<一瞬で>優先順位を決める。

 物事の優先順位を考えるうえでは、その重要度と期限を考えることです。重要度が高く、また、期限が短いものは、最優先でやるべき事項です。逆に、重要性が低く、期限も長いものはいますぐやる必要はないと判断できます。例えば、重要顧客からのクレーム対応ですが、これは今すぐやるべき事項と判断できます。優先順位の考え方んついては、「7つの習慣」に詳しく書かれています。まだ読んだことのない方はぜひ読んでみてください、おすすめです! 

完訳 7つの習慣 人格主義の回復

完訳 7つの習慣 人格主義の回復

 

 

②今日やるべき事と判断したら、今日のスケジュールのどこかに追加する。もし今日やる必要性がないのであれば、明日のTODO一覧に追加する。

 

 指示がメールできたのであれば、メール上でその項目をコピーして、TODO管理ファイル(WORDファイル)にコピペすれば一瞬で、スケジュールへの追加が終わります。

 次の日になったら、第2回「朝一でTODO管理ファイルを作成する」で説明したやり方で、その日のスケジュールを立てます。そのときにもし、その日になる必要のないことがを見つけたら、迷わずさらに次の日にその項目を移動しましょう!

 

まとめ

 仕事は常に優先順位を考えてすすめるべきです。いますぐやる必要がないなら、どんどん先送りして、TODO管理ファイルの下へ下へ移動していきましょう。もしかするとその項目は一生やる必要のない事なのかもしれません。そんな事に時間を割いていたら、いくら時間があっても足りません。やるべき事に集中し自分の人生を自分でコントロールしましょう!